もうすぐ、夏のお盆の帰省ラッシュが始まります。
お盆の時期はなにかと忙しいのですが…
目にも入れてもいたくないほどの孫たちとの再会は嬉しいものですよね。(´▽`*)
久しぶりに遊びに来る孫たちに、お小遣いでも…と思うのですが、最近はどうやら『お盆玉』という物があるようですね!
目次
お盆玉とはいったい何?
『お盆玉』という言葉を初めて聞かれた方も多いと思います。
私も、つい最近までは正直言って知りませんでした。
お正月にはお年賀としてお孫さんや親せきの子どもたちに『お年玉』を渡しますよね。
その夏バージョンとして、夏のお盆の帰省の時にあげるのが『お盆玉』です。
そもそもの始まりは、紙製品や包装紙などの販売を行っている「マルアイ」さんが、2010年に夏のポチ袋を「お盆玉」として販売したのがきっかけと言われています。
その後、2014年には郵便局でも『お盆玉袋』が取り扱われるようになり、これがきっかけで知名度が広がっていったようです。
実は、郵便局がお盆玉袋を売ることになった理由があったんです。
調べてみたら、納得のいく内容でした。(´▽`*)
郵便局は、手紙や贈りものなど、人と人をつなぐのがコンセプト。
お盆玉袋も、人と人をつなぐきっかけになるコミュニケーションの一つだと言う事なんです。
コミュニケーションの一つの方法…というのは上手な表現だなぁと思います。
でも…コミュニケーションというのでであれば、それがお金でなくてもいいと個人的には思うんです。
お盆に孫へのプレゼントはお小遣いよりも絵本がおすすめ♪
帰省した久しぶりの孫たち。おじいちゃんやおばあちゃんにとっては可愛い、可愛い存在ですよね…♪
普段なかなか会えない事もあって、お小遣い・おもちゃ・洋服・お菓子などなど・・・
つい、お孫さんの喜ぶ顔を見たくて買ってあげたいものですよね。(´▽`*)
でも、まだ孫が赤ちゃんだったり、2~3歳と小さかったりすると、何をプレゼントしたらいいか悩んでしまいませんか?
私も結局息子や娘、お嫁さんにお金を渡して終わり…なんてパターンで、なんとなく「孫への贈り物」という気がしなかった経験があります。
そこで私がおすすめしたいのが「絵本」なんです。
絵本は祖父母と孫との微笑ましい関係を創る
せっかく遊びに来た孫たちと一緒に楽しく過ごしたいお盆。
でも、私たちのようなおじいちゃん、おばあちゃんにとっては外は暑くてかないません…
そこでおすすめしたいのが、お孫さんとの絵本を通しての触れ合いなんです。
涼しいお部屋で、おじいちゃん、おばあちゃんたちからの絵本の読み聞かせは、孫たちが大人になった時、優しい思い出の記憶になると思います。
私がまだ若かった頃、子供たちによく読み聞かせをしていました。
子供たちも「絵本を読んで!」とよく言ってきていたのですが、実家に帰省した時はなぜか父や母の元へ絵本を持っていくんです。
子供にとって、自分の事を無条件にかわいがってくれる祖父母の存在は、親とはまた別な特別な存在なんだな~と感じました。
お孫さん達にとっては違った意味でのおおらかな愛情を感じる事ができると思います。
また、絵本の読み聞かせが素敵だな~と感じる理由の一つが、孫達と同じ世界を共有できることです。
「絵本読んで!」と、孫達からせがまれる時期も残念ながらそう長く続くものではありません・・・
2・3歳ころのお孫さん達にとっても、おじいちゃん、おばあちゃんたちにとっても、素敵な思い出として記憶に残ると思います。
夏に読んであげたいおすすめの絵本
ご両親だけでは、絵本を何冊も購入するのは大変かもしれません。
だからこそ、おじいちゃん、おばあちゃんたちの出番ですね(*’▽’)
ここでは「夏だからこそ」読んであげたい、夏らしい絵本をご紹介します。
トマトさん
夏野菜の代表とも言えるトマトが川で水遊びをしたり、昆虫も沢山できたりと、夏らしさたっぷりの1冊です。
絵がちょっと独特で面白い「トマトさん」は子供の興味を惹きつけるのにぴったり♪
トマトさんの表情も豊かで、思わず子供たちも感情移入してしまうほど。
『絵本は沢山持っているだろうし…』と、かぶらない絵本をお探しの方にもぴったりだと思います。
ぴよちゃんとひまわり
愛らしさを感じる優しい絵が特徴の「ぴよちゃんとひまわり」は女の子におすすめの絵本。
命について考える事もでき、ちょっと切なく、だけど心が温かくなって感動するお話です。
お話は少し難しいのですが、「お盆」という時期にはいい絵本だなと思います。
なつのおとずれ
繰り返しやリズムがテンポよく、読む側も聞く側も楽しくなる1冊です。
タイトルの通り「なつのおとずれ」を感じられるワクワクする絵本♪
大人気の絵本「だるまさんシリーズ」の作家さんが描かれた絵本で、大人にも子供にも人気なんです。
お盆に孫へのプレゼントは夏の絵本がおすすめ!【2~3歳向け】のまとめ
読み聞かせをしている時間は、読み聞かせをしている人、そして、読んでもらっているその子だけのものです。
つまり、子どもにとっては大人を独占できる幸せな暖かみのある至福の時間なのです。
おじいちゃん、おばあちゃんのお膝に座って人間の温かみを肌で感じ、懐の深いゆりかごにのってるかのような安心感からは、深い信頼関係が生まれます。
おじいちゃん、おばあちゃんからの心のこもった『お盆玉』で、可愛いお孫さんのためにも、このひと夏の思い出を沢山作ってさしあげてください。
暑い時節柄、お身体ご自愛くださいませ。