もうすぐお正月!…
なにかしらワクワクしながら
新年を迎える準備をしている人が多いと思うのよね。^^♪
でもね、ばぁばは毎年、お正月が近づいてくると胸が痛むことがあるのね…
目次
お正月にお年玉をもらう子どもの喜びの顔
子供たちはお正月に頂くお年玉を
ワクワクしながら待っているわよね…
ばぁばの実家では、毎年お年玉を渡す時の決まりがあったの。
お節をいただく前に
おじいちゃん、おばあちゃん、
おじちゃん、おばちゃんや親戚の人達からそれぞれ
「はい○○ちゃん、明けましておめでとうございます」と手渡されるのね。
それに対して子供達は、
「ありがとうござます」とお礼をちゃん言いながら
嬉しそうにポチ袋を開けていたのね (*’▽’)
だから当然、私も家では夫から
「はい、○○ちゃん」と渡してもらっていたのね…。
ここまでは普通の光景よね。
そして、子供たち同士で楽しそうにポチ袋を開けては、
「わあ~たくさんもらったね…これで欲しかったものを買いにいこうよ…♪♪」
と、みんなで一緒に喜んでいたのよ…
子どものお年玉の管理 みんなはどうしてる?
子供のお年玉の使い道。
これって家庭によってさまざまだとは思うの。
いろいろと話を聞くと
親が上げるお年玉は自由に使わせたり、
そのほかの親戚から頂いた分は
すべて貯金にすることが多いようね。
それで机を買ってあげたり、
中学や高校、大学や専門学校の入学資金などに使ったり。
又は、子供用の貯金通帳に入れている家庭もあるわよね。
1月に入金しておけば後で見てもお年玉だなとわかるし、
お年玉以外に頂いた子供へのお祝いなどは、
鉛筆で通帳の同じ行にお年玉、七五三祝いなど書いて
きちんとした管理を工夫してある両親も多かったの。
そして、子供がお年玉を貰ったら
まず子供と「このお年玉をどう使い活用したらいいか」
話し合う親も多いそうよ。
バランスをみて「貯金する」
「欲しいものを買う」など決めていきながら
シッカリと金銭管理を教えている家庭もあるみたいだけど…
お年玉を通してお金の大切さを伝えるって素晴らしいと思ったわ。*’▽’)
子どものお年玉は親が使っても良いのかしら?
ばぁばは、結婚して主人の両親と同居していたのね…
結婚をしてから解ったことなんだけれど、
主人の両親がお金遣いが荒くて
多くの借金をしていたのよ…
ばぁばも働きながら
生活費の足しにしてはいたけれど、
主人の両親が病気で入院したり、
主人が職場を変えたりと、
生活費がコロコロと変化していくのね…
子どもを育てながら
生活費の工面に必死の日々が続き、
実家の両親に何度も泣きついて
助けてもらった事もあったわ。
まあ、俗に言う貧乏な家庭だったのね…
主人も何とかしたいと思い、
眠る暇もないくらい働いてくれたけど
生活費はマイナスだったのよ。
だから、ばぁばは…とんでもないことをしていたの!
ナントね…子供たちが高校生くらいまでは
子どものお年玉を預かって、
貰った金額の3分の1を子どもに渡して
残りの大半は生活費に充てていたのよ…(~_~;)
子供たちも成長していく中で
「貧乏な家庭だから仕方が無い」…と、
思ってはくれたらしいけれど。
貧乏な理由をいくら並べても子どもには、
悲しくて辛い思いをさせてしまったの…(-_-;)
『子供のお年玉を生活費に使う親ってどうなのかしら?』
気になって友達に相談をしたのね…
すると、いろんな意見をアドバイスをしてくれたの。
「 出産祝い、入学祝、七五三、
お年玉、すべて子どもの通帳に貯金して、
そのまま結婚する時に持たせるとかが普通じゃない?」
「 うちも貧乏だけど、
お年玉は全て子供の口座に入れてる。
貧乏だけど、大きくなったら
沢山お金が入った通帳を渡してやりたいからさ。
生活費カツカツなのは
親が我慢してけばいい。
子供は巻き混みたくないよ!…」
「 たとえ養育費であっても、
子どものお年玉を親が「勝手に」使ってしまうと、
子どもからすればそれはショックなんじゃない?」
さまざまなご意見を聞かせてもらいました。
一方、こんな意見もあったの。
「生活が苦しいのなら、
子供のお年玉でも使っていいと思う。
我慢して借金を増やすなんて本末転倒でしょう?」
「私もお年玉は1万円だけ貰って、後は母が使ってた。
お年玉ってそういうものだと思ってた!」
本当にいろんな考えがあるのよね…。
ばぁばもいろいろと考えたけれど
子どもにとっては大切なお年玉。
子供たちはどう思っていたんだろうって
息子と娘が大人になってから聞いてみたの。
親にお年玉を使われた子供の気持ち
そしたらね…
「当時は、なんで自分がもらった
お年玉を使えないのか
確かに不満に思ってたこともあったけど…
今は何とも思ってないよ。
家が苦しいのはわかってたし。
お母さん達が
『子供のお年玉は親の物だから当然!』
なんて気持ちで使ってたわけじゃないって事もわかってたからね。」
「でも、子供って親が思っている以上に
いろんな事がわかってるじゃない?
『なぜお年玉を全部渡さないのか』
ちゃんと言われた方が、
もっと理解も納得も出来たかもしれない」
って、言われたの。
確かに!…って思ったわ。
本当に子供を愛しているならば
子供の信頼を失うような事はしちゃいけないんだなって。
身に染みて体験をしましたね…m(__)m
子どものお年玉を親が使う…生活費に充てた親と子の気持ちのまとめ
結果的に子供たちは納得してくれてるけど
やっぱり新年が近づいてくると後悔の思いをするのね…
子供たちが言ったように…
なぜお年玉を全部渡さないのか
生活費として使ってもいいかな?
…と、きちんと話をしていれば良かったなって、今は思うわ。
唯一の救いは、そんな子供たちが
だらしないばぁば夫婦のことを労わってくれること…
本当に感謝をしております。
今どき、古くさい経験かもしれないけれど
同じように、子供のお年玉を使う事に
悩んでいらっしゃる方がもしいるのならと
体験をまとめてみました。
何かしらの参考にしていただけたら幸いです。