どんよりした空に、しとしとと降り続く雨…
梅雨の時期って外出も控えがちになってきますよね。
特に面倒なのがお買い物!
冷蔵庫の中をのぞいては「ああ…買い物に行かなきゃいけない…」と、ため息が多くなっていく日々が多いんですね…(ーー゛)
『梅雨の時期にストックができる、身体に良い・美味しいものは何かしら?』と、思っていたら…
そういえば、よくヒジキや切り干し大根。
干しシイタケ…高野豆腐などの乾物を使って、お義父さんやお義母さん達が好きだった煮物や、お浸し、揚げ物などを作っていたなあ~。
…と思い出したんです。
乾物って実は栄養もたっぷりですし保存も簡単!
梅雨の時期にはぴったりの食材なんですね♪
今回はそんな『梅雨の時期にあると助かる乾物類の種類や栄養』をご紹介を致します。
目次
梅雨時のおすすめ食材は保存も便利で栄養も良い「乾物」を♪
先日、五月晴れの好天気の日に、お隣さんが生シイタケをザルに乗せて干してあったんです。
大きいサイズですね…♪
わぁ、分厚いからこれは美味しそう♪
…なんて言いながら、10個程いただきましたが…
お隣さんいわく、生のシイタケも美味しいけれど、少し乾燥させて半生で焼いたら風味が増して、食感も少し固めで美味しいんだそう。
そういえば、私が幼い時から実家の祖母は、なんでも天日干しをしていたんですね。
カルシウムや鉄分、ミネラル、食物繊維、アミノ酸やビタミンDなどが豊富!
生で食べるよりも、ぎゅっといろいろな物が凝縮されて、すぐれた栄養価値の高い食材になるんです♪
太陽の熱を利用した乾物類って身体にすごく良いんですね。!(^^)!
おひさまのエネルギーがいっぱいで、梅雨の季節を乗り切るのにぴったりの食べものなんですよ。
乾物や干物は栄養と太陽のエネルギーが詰まっている
また、おじいちゃんやおばあちゃんから『野菜や海藻類を太陽の熱で干したものを食べると健康に良い』と教わったことなんかありませんか?
例えば、太陽の力の熱エネルギーで作られる乾物類は、日照不足で低下しがちな新陳代謝を高める効果があると言われているんですね♪
また、乾物類には肌のトラブルを解消し、冷えたカラダを温めてくれる効果もあるんです。
また、食材を乾燥させ、水分を飛ばすことで保存性や、素材の旨みもグーンと増します。
天日干しをしたものには、太陽のエネルギーが入っています。
だから、雨が続いて元気が出ないときは『太陽の恵みが一杯詰まった乾物類』が最適!
こんなわけで、梅雨の季節を乗り切るのにぴったりな食べものなんですね。(^^♪
乾物のおすすめの種類と栄養をご紹介♪
乾燥野菜や乾燥食材と言っても様々!
沢山種類があるので早速、ノートに書きだしてみました。!(^^)!
切干大根・車麩・高野豆腐・ごま・豆・干ししいたけ・昆布・ひじき・海苔・煮干し…などなど!
今回はこのよく使う食材たちの栄養面を調べてみました。
乾物 切り干し大根の栄養や効果
乾物の代表とも言えるのが切り干し大根です。(^^♪
干し大根には、一般的な切り干し大根の他にも多様なものがあります。
大根を太くさいてから干した『割り干し大根』。
大根を薄い輪切りにして干した『丸切り大根』。
大根をゆでてから干した『ゆで干し大根』などなど!
太陽の光を浴びることで、糖化されて甘味がさらに増し、栄養価も増加するって凄いと思われませんか?…
大根を乾燥させることで、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維などが増加してくるんですね…
また、高血圧予防や貧血予防、便秘改善が期待できるとも言われています。
乾物 干ししいたけの栄養素や効果
次によく使うのが干し椎茸!
長期保存できて、その上とっても美味しい干し椎茸は主婦にとって嬉しい存在ですよね♪
干ししいたけに含まれる『レンチナン』には人の免疫力を高める働きがあります。
がん細胞の増殖を抑制する効能があるとも言われているんです。
干し椎茸を食べて、レンチナンを体に取り入れることで免疫力がアップ。
インフルエンザなどのウイルス性の病気にかかりにくくなったり、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を改善させる効果が期待できるとも言われています。
また、キノコ類には食物繊維が豊富に含まれていますが、干し椎茸にすることで生の椎茸よりも食物繊維が増えてくれるんです。
食物繊維は腸内環境を整えるので、ぽっこりお腹のダイエット効果も期待できそうですね♪
乾物 高野豆腐の栄養素や効果って?
高野豆腐は、ややかためにつくった木綿豆腐を凍結・乾燥させて作ります。
乾物として1人前のお豆腐と同じくらいのサイズで加工されているものが売られていることが多いのですが、サイコロ状や薄切り、細切りのものもあり、調理するのに取り入れやすい形のものも多く出回っています。(^^♪
木綿豆腐と比べると、たんぱく質や脂質、亜鉛、カルシウム、鉄などのミネラルが豊富!!
脂質にはα‐リノレン酸が含まれ、コレステロールを低下させて動脈硬化予防や、アレルギー症状の改善にも役立つと言われています。!(^^)!
豆や豆腐の加工食品は良質なたんぱく質が豊富なので、エネルギーの補給にぴったりなんですね。
乾物 ひじきの栄養や効能って?
ひじきは古来、縄文時代や弥生時代から食べられたと言われている食材!
随分と大昔から食用として利用されていたんですね。(^^♪
ひじきには「芽ひじき」と「長ひじき」があります。
長ひじきは、茎ひじきとも言われて、茎の部分を食べるものをいいます。
歯ごたえがある部分で、海藻らしい味わいが楽しめるのは、長ひじきの方です。
しっかりとした歯ごたえの長ひじき、やわらかな食感の芽ひじきに分けられています。
この他に、冬に若いひじきを加工した「寒ひじき」というものが出回ることもあります。
ひじきは多くが春に刈り取られて浜辺でゆでてから干したものが出荷されています。
ひじきはヘルシーな食品として有名ですが、ミネラルなどの栄養素がたくさん含まれているんですね。(^^♪
また、カルシウム、鉄といった不足しがちなミネラル類に加え、骨の健康に欠かせないマグネシウムや、体内の余分なナトリウムの排泄をしてくれるカリウムも含んでいるんですね!
ビタミン類でもβ-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2などを含んでいます。
エネルギー過多の心配なく、日頃不足しがちな栄養素を摂取するには適した食材ですね!
骨の健康が気になる60代の私としては、ぜひとも食べておきたい食材でもあります。
乾物 かんぴょうの栄養や効能って?
かんぴょうは、巻き寿司やちらし寿司などの料理の具の一つとして使われる具材ですね。
実はこのかんぴょう。
夕顔の果実を薄く細長いひも状にむいて、そのまま乾燥させた『無漂白かんぴょう』と、
カビ、変色などを防ぐために燻蒸(くんじょう)してから乾燥させた『漂白かんぴょう』があります。
出回っているそのほとんどが漂白かんぴょうですので、使う時には良く塩もみしてからゆでて使うようにすると安心ですね。
かんぴょうは、食物繊維やカリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富。
便秘改善や、高血圧予防に効果が期待できます。
ミネラルも豊富に含まれているので、骨の成長を助けて老廃物の排出や内臓の機能を向上させてくれるといった作用もあるそうですよ。!(^^)!
食物繊維をしっかり摂ろうと思うと、かなりの量のお野菜を食べなくちゃいけないですよね。
食物繊維が不足しがちだと血糖値が上昇しやすくなってくるとも言われていますし…
血糖値が上昇しやすくなると、栄養の吸収も早くなるので糖尿病や肥満も気になってきますので、しっかりと摂取しておきたいところ!
野菜嫌いの人や、野菜は嫌いではないけれど沢山食べようと思ってもそんなには食べられない…
そんな時は、かんぴょうを取り入れることで食物繊維の不足が防げるようになりそうですね。
梅雨のおすすめ食材 保存も便利で健康やだるさ解消にも良いのは?のまとめ
買い物に行くのがおっくうな雨の日は、保存しておいた乾物類を使ったお料理はいかがでしょうか?
栄養たっぷりなのに低カロリー♪
それに、体の中に太陽のエネルギーを取り込める乾物類でパワーもたっぷり!
体が疲れてだるくなりがちな梅雨の食材としては、とっても便利だと思います。!(^^)!
栄養もたっぷり、長期保存もできる優れものに乾物類を最大限に活用してはいかがでしょうか。