七夕の頃になると、商店街、ショッピングセンター、保育園、幼稚園、イベント施設…
あちらこちらで色とりどりの短冊で飾られた笹が飾られているのが目立ってきますよね…♪
最近は、たくさんの願い事を込められた短冊や、お飾りものがカラフルになってきましたね。
全国でも有名なのが仙台市の七夕祭りです。
期間中は、仙台市内中心部および周辺商店街をはじめ、 街中が色鮮やかな七夕飾りで埋め尽くされ、毎年200万人を超える多くの観光客が訪れるそうです。!(^^)!
でも・・・
そもそも七夕ってどんな日なのでしょうか?…
ここではそんな大事な暦の行事の『七夕』の歴史や由来について紹介します。!(^^)!
目次
七夕ってどんな日でどんな事をするの?
七夕と言えばまず思い浮かぶのが「織姫と彦星」ですよね。
後は…短冊にお願いごとを書いて笹に飾ると願いが叶う…など。
なんとなくはわかりますけれど、よくよく考えてみると意外とわからない七夕の行事。
七夕のルーツを知ることで、今まで以上に七夕が楽しい思い出の日になると思います(^^♪
七夕とは・・・
七夕といえば、天の川の両側に隔てられた織姫と彦星が年に1度だけ会うことを許されるという伝説(七夕伝説)が有名。
この伝説から、手芸や芸能の上達を祈願する「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が生まれました。
これらの中国から伝来した由来と行事に、日本古来の収穫行事が結びついたのが、現在の「七夕」です。
まとめると以下の3つの説になりました。
① もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」
② おりひめとひこぼしの伝説
③ 奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」
日本には、季節の変わり目にお祝いをする佳き習慣がありますね。(^^♪
七夕は、古くから行われている日本のお祭り行事なんですね。(^^♪
1年間の重要な節句をあらわす「五節句」の1つにも数えられています。
7月7日は「七夕(しちせき)の節句」としてお祝いされていました。
色とりどりの短冊や飾りを笹の葉に吊るし、星に祈りを捧げる習慣が今も根強く残っていますね。(´▽`*)
私も幼いころから七夕の日にお願い事を慕いましたが、やはりなぜかしら心がワクワクしていましたね…♪
七夕に短冊に願い事を書くのはなぜ?
宗大に光輝く天の川・織姫・彦星の伝説のお話はご存知だと思います。
七夕の日は織姫と彦星が天の川で1年に1度会える日と伝えらえております。
願いがかなう日と長年にわたり語り継がれていますね。(*^-^*)
天の川にいる織姫と彦星の願いは?…
子供たちがまだ幼いころ。
童話の絵本で読んだ織姫と彦星の物語の記憶をお話をしますね…♪
むかしむかし、天の川の西岸に織姫という姫君が住んでいました。
織姫は機織りがとても上手で、沢山の美しい布を織り上げていました。
織姫は、美しい織物を父親である天帝に贈られて大変喜ばれていたんです。
そんな娘の結婚相手を探していた織姫のお父様である天帝は、天の川の東岸に住む働き者の牛使い彦星を織姫に紹介をしたんです。
そして、織姫と彦星はめでたく夫婦になりました。
ところが、結婚してからというもの、二人は仕事もせずに仲よく暮らすばかりの日々…
これに怒った天帝が、天の川を隔てて二人を離れ離れにしてしまったのです。
でもあまりにも悲しみに明け暮れる二人を可哀想に思った天帝は、七夕の夜に限って二人が再会することを許しました。
こうして二人は、天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度の再会を果たすようになったんです。
なぜ織姫と彦星が離れ離れになってしまったのか。
そこにはこんな意外な理由があったんですね!
七夕の日は織姫と彦星の夢が叶う日なんですね…♪
こうした織姫と彦星の話から、いつしか 七夕の日は「願いが叶う」と言われ始められました。
織女と牽牛が無事会えることを願って、天の川が素晴らしいお天気になりますようにとお祈りをするとなぜか晴れたり。
また女性だったら、機織りが得意だった織姫にあやかって、裁縫や芸事の上達をお願いしたり…
色んな願いが天に届くように、真っ直ぐ育つ笹に短冊を吊るすことで願望実現をお願いをするようになったんですね。(*^-^*)
なんとも、素晴らしい日本で作られた独自の習慣ではないでしょうか♪
願いごとの短冊は一人何枚?
七夕のお願い事は、織姫と彦星の「会いたい」という気持ちにあやかった願掛けのようなものなのですね。
でも、お願い事ってついつい欲張ってしまうもの。
私はつい欲張って、いつも何枚も短冊に願い事や、願望を書いていました(笑)
まだ私が幼かった頃「七夕のお願い事は何個までお願いしてもいいの?…」と祖父母に聞いた事があります。
すると・・・
「お願い事はいくつあってもよかとよ…。
そんかわり、お願いをしたならあんたも自分で頑張らんといかんばい!
ちゃんとお空から見てあるけんね…ごまかしはいかんとよ…」
と、答えてくれました。(^^♪
沢山お願いをしてもいいんだ…と、妙な安心感がありました。
また、お願い事というよりも「自分自身への約束」という「願掛け」を教わった気がします。
七夕の過ごし方 子供と楽しい思い出作りを♪
そして、七夕の日も夕刻になりだすと、庭に板台が置かれていたんですね。
晩御飯は、板台に置かれているお御馳走をみんなで食べていましたね…♪
横には、井戸水がたらいに注がれて大きなスイカが冷やされていました。(^^♪
七夕の日の天の川があまりにも美しい…♪
スイカの種を飛ばしあいっこをしていたら、父がお飾りが付いた笹竹を持ってきたんです。
庭の中で一番高い木に笹竹を天の川が見える方向にしっかりと巻きつけるんですね。!(^^)!
「なるべくなら、ちょっとでも天の川さんに近かったほがよかけんね…♪」と、言っていました。
心地よい夜風の中、板台で寝っ転がって夜空を見ながら、お星さまがキラキラしていて、いつもより夜空が明るく感じていましたね。(´▽`*)
この歳になっても七夕の日は思い出が詰まった輝きの日なんですね…♪
子どもたちに、佳き風習を残そう…♪
七夕の日…♪
色んな意味で子どもたちへと語り伝えながら、七夕にお飾りを家族で作られてはいかがでしょうか?
環境の変化で笹竹の飾りつけは難しいかもしれません…
最近は、色んな七夕グッズも販売されてありますので、夏の思い出を作られませんか?…♪
そんな「思い出の七夕」の一日にぴったりな、こんなアイテムもあります。
ウォールステッカー 七夕 飾り 笹 短冊 室内
こちらはお家の中で手軽に七夕飾りが楽しめる七夕セットです。!(^^)!
子どもたちに夢をあげたい…
マンションなどでは笹を準備したりするのは今どきは無理ですよね…
そんな、ハードルが高いと思っていた方にピッタリなウォールステッカーの七夕飾りなんですね…♪
家族で楽しく飾りをしたらきっと大切な思い出が作れると思います。(´▽`*)
七夕の短冊の願い事はなぜ書く?楽しい過ごし方で子供と素敵な思い出作り♪のさいごに
大抵の人は一度は短冊に願い事を書いて、笹の葉に吊るす経験などがあると思います。(^^♪
織姫と彦星は、一年に一度会うために一生懸命に努力をしてるそうなんです。
ファンタジーな習わしかもしれませんが、織姫と彦星から、私たちに大切なメッセージがあるのかもしれませんね…
神秘的な天の川を眺めながら、遥かなる天空からのメッセージを受け取れる私たちは、本当に幸福だと思っております。(´▽`*)
皆様にとっても素敵な七夕の一日になりますように・・・♪