秋の味覚狩りの大本命、ブドウが私は大好きなんです。!(^^)!
口の中に甘い香りが広がって美味しいんですよね。
ブドウの品数が多く、品質的にも安定して美味しい食べ頃の旬は8月から10月初旬頃にかけてだそうです。
スーパーでもよく見かけますし、ブドウ狩りに行かれる方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな時の美味しい・甘いぶどうの選び方と保存の仕方などをご紹介します。
目次
美味しいぶどうの選び方 甘いかどうかを見分けるポイント
私の主人は長年青果市場に勤めていたのですが、主人曰く美味しい葡萄を見分けるにはポイントがあるそうです。
POINT! 色が濃く、皮に張りがあるブドウ(時間の経過とともに褐色になっていきます) POINT! 一房に付いた実の数が少ないものを選ぶ
甘いぶどうの選び方:濃い色と一房の果実の数をチェック!
ご存知の方も多いかと思いますが、まずは「皮の色」だそう。
色の濃い葡萄は甘く、またハリのあるブドウはやはり新鮮なんですね。
私も「皮の色の濃いものが、甘くて美味しいに違いない…!」と、袋がかかっている場合でもブドウに触らないように、のぞき窓からチェックしています。
ブドウの色は、大きく分けると赤、黒、緑の3種類に分類されますよね。
品種によって色には違いがありますが、色の違いにかかわらず鮮度を見極めるポイントになるようです。
またびっくりしたのが「ブドウの数が少ない房が甘い」というところです。
買う立場から言えば、一房にたくさんの果実がついている方が美味しそうですし、お得に感じてしまいます。
でも、実は一房の果実の数が少ない方が栄養が1粒1粒にたっぷりと行き渡っているのだとか。
だから、一房の果実の数が少ないものの方が糖度が高いそうなんです。
また、粒の大きさが揃ってるものを選ぶということもポイントのようです♪
美味しいぶどうの選び方:皮の周りの白い粉は何?
ブドウの粒の表面をよく見ると白い粉が付いていませんか?
私は最初、この白い粉を農薬だと勘違いをしていたんです。
そこで、葡萄を房から外して冷蔵庫に保存する時も、水で洗ってから保存していたのですが…
でも、このぶどうに付いている白い粉は、果実に含まれる脂質からできた『ブルーム』と呼ばれているもの。
農薬ではなく、驚くことにこの白い粉、『ブルーム』は ブドウの病気を予防し、鮮度を保つ という大切な役割をしていたんです!!!
実はこの『ブルーム』は、雨や朝露などの水分をはじいてくれ、虫食いなどによる病気を防いでいるのだとか。
また、ぶどうから自然に水分が蒸発していくのを防ぐ働きもしているですって。
さらに、このブルームがふいているほど、皮もピーンと張っていて、新鮮かどうかの目安になるそうです。
ぶどう自身が作り出している成分なので安心して食べれますし、よく熟していて新鮮な証拠だったんですね。(*^-^*)
おいしいぶどうの選び方:枝の色が緑で切り口が新しい物を選ぶ
ぶどうの軸が太く、枝の色が緑色で切り口が新しい物がおすすめだそう♪
スーパーなどでも、パックに詰まったブドウの茎は見る事ができますよね。
茎が茶色だったり、枝が枯れたようなブドウは鮮度が大変落ちているんだとか。
(時間の経過とともに褐色になっていきます)
茎が良く見えないときは、実が付いている部分をチェックします。
こんなふうに、枝と実に穴が開いたり、皮にシワがよっているようなものは、鮮度が落ちているので選ばない方が良いと思います。
この状態だと、パックから出した時にはもうポロポロとブドウの実が落ちてきますし、すで落ちているものも多いんです。
粒が揃っていて、皮にハリがあり、軸の太いもので粒がポロポロ落ちそうじゃないものが新鮮なんですね♪
ぶどうの保存方法 温度別に常温・冷蔵・冷凍でご紹介
秋の味覚として、美味しいブドウを頂く事も多いと思います。
ありがたいことなんですが・・・
ぶどうってあんまり日持ちがしないぶん、保存方法をどうしようか悩むんですよね。
「せっかくのおいしいぶどうを無駄にしてしまわないための保存方法は何が一番ぶどうにとって適してるのかしら?…」と考えつつも、とりあえず野菜室へ…という方も多いと思います。
そこで、常温保存・冷凍保存・冷蔵保存と、3パターンでの保存方法をまとめてみました。
ぶどうの常温保存のコツ
冷蔵庫がいっぱいでしまえない時に役立つのが常温保存ですよね。
夏場のぶどうは湿度や温度が高くなるほど傷みやすいもの。
先に水洗いをしてしまうと、ブドウの傷み方が進んでしまいます。
そこで、洗わないままの状態で、一房ごとにくちゃくちゃに新聞紙をもみ優しく包み、できるだけ涼しそうな直射日光のあたらない冷暗所で保管するのがおすすめです。
ブドウの種類や最初の状態にによっても違いはありますが、こうして保存すると我が家では2~3日は美味しく食べられています。
ぶどうの冷蔵保存のコツ
『葡萄を冷蔵庫で保存する』って一般的ですよね。
私もこの方法が一番と思っていたのですが、ただ冷蔵庫に入れるだけではぶどうの持ち味である大切な 味 ・香りが抜けしまうそうなんです。
保存方法としては 『房のままで保存する方法』と『房から切り離す保存』の2種類があります。
『房のまま』の状態の方法は、常温保存の時と同じように房ごと新聞紙などで包んでから野菜室で保存するのがベスト。
『房からはずす』方法は、一粒、一粒一粒ごとにぶどうを房から切り離す方法です。
ポイントは、一粒、一粒のぶどうに付いている枝を少しだけ残すこと。
プチっと実だけを外したら、皮に穴が開き、そこから傷み方が早くなるそうです。
そして、密閉容器やフリーザーバッグなどに入れて、野菜室にて保存します。
保存期間の目安は 『房のまま』で3から5日程度。
『一房から一粒一粒切り取る』方法がだいたい1週間といわれています。!(^^)!
ぶどうの冷凍保存のコツ
嬉しいことにぶどうは冷凍保存が可能♪
冷凍保存をすることによって、一ヶ月程度は保存可能になっています。
さらに、冷凍することで皮が簡単にむけるようになるんです。(*^-^*)
冷凍したぶどうを、少しの時間水に浸けてあげると、皮と実との間にわずかな隙間ができます。
すると、ツルンとストレスなく皮がむけるようになるのです。
大粒のぶどう(巨峰・マスカットなど)の場合
- ぶどうを房から切りはなします。
- 房から外す際は、枝をわずか2ミリくらいに残してキッチンばさみで切りはなします。
- そして、コツは一粒、一粒を洗ってからキッチンペーパーなどで、水分を良く拭き取ります。
- 密閉袋やフリーザーバッグに入れて、しっかり閉じて冷凍します。
小粒のぶどう(デラウェアなど)の場合
- 房のまま、手早く全体を洗います。
- キッチンペーパーなどで、水分をしっかり拭き取ります。
- ここでのポイントは、房のままラップやポリ袋にひと房ずつ入れて冷凍保存する事です。
- 冷凍したぶどうは1か月程度を目安に食べきってください。
おいしい甘いぶどうの選び方と保存方法を温度別に紹介【常温・冷蔵】のまとめ
初夏から秋にかけて、スーパーやフルーツ店の店頭にはずらりと並ぶぶどう。
デラウェアやマスカット、巨峰など定番のぶどうなど美味しそうですね。!(^^)!
正直、どれを買おうか迷ってしまうほどです。
なるべくなら、宝石みたいな綺麗なぶどうを選んで美味しくいただきたいものですね。
最後までお読みいただいてありがとうございました。