もう、すでに新米が出回っていますね。!(^^)!
お米作りは、とても手間暇がかかるんですね・・・
実家も、父が元気なころは、お米を作っていました。
今みたいな近代的な農耕機械がなかったので、全部手作業。
私も、田植えや、田んぼの草取り、稗取り、鎌で根元から切って収穫をして、天日干しの手伝いをした経験がありました。
黄金色い輝く稲穂の様子を見ると、新米が早く食べたくて仕方がありませんでした。
炊き方や水加減の違いで、おいしさが変わる新米。
季節限定の新米の香りと、甘みって最高なんですよね。(´▽`*)
今回は、そんな新米の基本のおいしいお米の炊き方などををまとめてみました。
目次
新米の炊き方のコツ 研ぎ方でも美味しくなります!
せっかくの美味しい新米。
洗い方や炊き方をちょっと工夫するだけで、さらに美味しく炊ける方法があるんです。
この時期だからこそ、お米のほんとうの美味しさを贅沢に味わってください。!(^^)!
新米のお米のとぎ方のポイントは…
最近のお米は昔と違って、精米機の精度が大変良いので、米ぬかの付着が少なくなっています。
その分ゴシゴシと力を入れて研ぐ必要がなくなってきました。
そこで、洗米は『手早く・やさしく』がポイントになります。
また、炊飯ジャーのお釜でお米をとぐよりも、ボウルとざるを準備してお米を研いだ方が美味しくなります。
最初の洗米は、お米をザルに入れたらゴシゴシ研がず、浮いてくるほこりやゴミをさっと洗い流すだけです。
ここのポイントは「とにかく早く水をすすぐ事」です。
お米は、性質上乾燥しているため、最初にお水に触れた瞬間が一番よく水分を吸い込みます。
最初の洗米で出る白くにごった水は、ぬか臭くなる原因になるので、最初の濁った水をお米が吸収する前に素早く洗い流すことが美味しく炊くコツなんですね。
ざるを使う事で、サッと水からお米をあげる事ができます。
2回目以降はボウルに新米を移して、たっぷりの水を張ります。
そして、手で優しくかき混ぜるようにします。
新米が割れてしまわないようにするためです。
柔らかい新米はデリケートなので、特に研ぐような洗い方はしない方が良いんですね。
優しく指ですすぐような感覚が大切なんです。
新米に限っては、手の平などでもみ洗力をせず、まるで円を描くように軽く研いでいきます。
それを3回ほど繰り返したら洗米は終わりです。
新米の収穫時によって、炊き方も変わってきます。
11月末まで頃の新米は、3~4回軽く水洗いし、すすぎは1回程度が程よいと言われています。
袋に炊き方などの説明書きがある事も多いので、一度目を通しておくのがおすすめです♪
新米の水加減はどれくらい?べちゃべちゃにならない目安は…
またお米を炊く時の水の量も大切です。
新米は水分が多いので、水の量を普段よりも「ちょっぴり少なめ」がポイントです。
昔は「いつもより一割減らす」という「かなり少なめ」で炊いてちょうどいい硬さ。
時にはそれでもべちょべちょ…なんて事もあったのですが、最近は乾燥技術などが進化してきたそうで、新米でも以前ほど水分が多いわけでもないようなんです。
目安としては、炊飯器の内側に書いてある、お釜の目盛りのすぐ下あたりに水を張るくらいの水の量で十分です。
ただ、これも新米の種類や産地、その年の出来上がりで違ってくるので、私は最初は「失敗してもいいか!」という気持ちで炊いています。(笑)
新米の浸水時間はどれくらい?
少なめに水を入れた後に大切なのがお米を浸しておく「吸水」の時間です。
洗米をして水を入れたら、すぐには炊かないこともポイントです。
お米を炊く前に水につけておくのは、新鮮なお水をタップリと新米にしみ込ませるため。
お米は洗ってすぐに炊飯してしまったら、米粒の中心まで水分が浸透しきれていません。
だから、粘りのないパサパサしたご飯になってしまいます。
基本的には、夏場でしたら30分程度。
冬場でしたら1~2時間ほどの吸水時間をとると美味しくなります。
また、急いで炊きたい場合は、洗米の後に約30℃~50℃くらいのぬるま湯に10分間ほどはお米をつけておくと、吸水させて炊いた時と同じように炊けます。
でも、正直なところ、お米を浸ける時間は新米の種類によってかなり違ってくるんですよね…。
我が家で使っている新米は、40分間ほど置いています。
ここは何度か試してみて、ベストな時間を見つけてみてくださいね♪
そして、いつも通り炊飯器のスイッチを入れたら、美味しそうなお米の香りがしてきます。
後はジックリと炊きあがりを待ちましょう♪
新米を美味しく炊くコツは炊きあがったらすぐほぐすことがポイント!
「ピーピー♪」と音がなったら、美味しく炊きあがった新米の出来上がりです。!(^^)!
ここでのポイントは、すぐにしゃもじで、ご飯全体を混ぜてほぐしてあげることです。
以前の炊飯ジャーは、炊きあがった後に10分ほど「蒸らし」の時間をおいていたのですが、流行の炊飯器は、むらしの時間も含まれて炊き上がる時間が計算されているそうですね。
そのため、蒸らし時間が含んである炊飯器は、合図がなったらもう美味しく食べられます。
炊きあがりのお米の温度は70度以上と大変に熱くなっているので、そのままにしておくと黄ばんだり、固くなる原因になってしまうんですね。
また、この蒸らしですが、新米に限っては蒸らすことはしない方が美味しいご飯ができるんですよね。
そこで私は、新米の時は特に炊き上がったらすぐにお米をかきまぜてほぐすようにしています。
ほぐすときのコツは、しゃもじで底から大きく、優しく、丁寧に混ぜ返してやること。
そうすることで、米粒一つ一つの余分な水分が飛んで美味しくなります。
炊飯器の取扱説明書に「新米の炊き方」が記載されていることもあります。
お使いの電子ジャーによって機能が違うので、説明書がある場合は一度読んでみてくださいね♪
新米の炊き方のコツ 最後の仕上げに…
また、ご飯をほぐし終わった後は、直ぐに炊飯器の蓋を閉めがちなのですが・・・
ここですぐにふたをしないで、濡れ布巾をかぶせておくのもちょっとしたコツです。
濡れフキンをかぶせることで、米粒一つ一つの余分な水分が吸収され、ベトベトしないふっくらした美味しいご飯に仕上ります。(´▽`*)
また、ご飯は、長時間保温すると黄色くなったりしてお米の美味しさがなくなるんですよね。
炊き上がりから、すぐに冷凍保存すると風味も歯ごたえもあまり変わらないので、ご飯が余る事がわかっているような時は、早めに保温を切って冷凍保存がおすすめです。
新米の炊き方のコツ 浸水時間や美味しい水加減はどれくらい?のまとめ
ちょっとしたひと手間で、美味しい新米がさらにふっくらした美味しいご飯に仕上ります♪
外側はモチモチとした弾力があるのに、不思議とお米の中はふっくらしたホクホク感の絶妙な食感がたまりません。
また、使うお水も、澄んだ湧水や、浄水器の水などの軟らかい良いお水を使った方が美味しく炊けます。
おいしい水を使用すると、お米もまろやかになってくれるのでしょう。(*^-^*)
炊飯器でご飯を炊きなれていても、いざ、新米となると失敗することってありますよね…。
私はそんな時は、「さすが新米!やっぱり新米は違うわね~!」と笑ってごまかしているんです。(笑)
新米の食べごろの旬の時期。
使うお米と炊飯ジャーの相性を見つけつつ、この時期だけの美味しい幸福感を楽しみたいですね♪