ばぁばは、昔、『絵本の読み聞かせ』のボランティア活動をしてiいました。
年齢別に適している絵本を選ぶだけでも楽しい思い出です。
絵本の読み聞かせをしていると、子どもたちの顔が変わっていくのがまた楽しくて…♪
2か月から6ヶ月くらいの赤ちゃんって、絵本を読んでもわからない…って思いがちかもしれません。
しかし、ママたちのお膝に抱っこしてもらいながらその目は絵本に向けられているんです。
色んな絵本が溢れている中で、どんな絵本を選び、どんな絵本が子どもへの情操教育に繋がていくのかを、ピックアップしていきます。
0歳から1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本をご紹介いたしますね。
目次
赤ちゃんの絵本のおすすめ 1歳に人気の3つの絵本0才から
0才から楽しめる!『はらぺこあおむし』 どうしてこんなに人気があるの?
1976年に日本語版が発売されてから、50年以上のロングセラーの絵本。
世界中で愛されている、『はらぺこあおむし』。
いつの時代も「良書」と言われているけれどこの絵本が人気の秘密ってどこにあるのでしょうね?…
「小さい頃に読んでもらった!」という方も多いと思います。
ママさんたちも、保育園や幼稚園には必ずと言っていいほど置いてあります。
出産祝いとしても大人気の絵本の一つなんです。
はらぺこあおむし4つの魅力!
暖かな日曜日の朝、たまごから生まれたのは、ちっぽけなあおむし。
あおむしは、お腹がぺっこぺこ…。
魅力1:穴の開いたしかけのページ
穴の開いたしかけのページが、まだお話を理解できない小さな子どもたちや、赤ちゃんをも虜にしてしまうんです。(*’▽’)
指を入れたり、めくったり…文章がわからない赤ちゃんにとってこうしたことが絵本に親しむきっかけにもなっているんでしょうね。
魅力2:力強いストーリー
ちっぽけだったあおむしが、ぐんぐん大きくなっていき、最後には美しいちょうになるという展開なんですが……
何度読んでも元気と希望をもらえるのが魅力なんです。
読んでいて、お母さん達が「楽しい」「好き!」と思うストーリーに人気の理由の一つ。
魅力3:エリック・カール作品の大きな魅力の一つでもある美しい色彩!
子どもたちの大好きな食べ物はどれも美味しそう。
あおむしを見守るおひさまは優しく、ちょうちょはうっとりするほど美しく描かれているんです。
その世界観こそが、登場する全てのキャラクターを生き生きと輝かせているのがポイント。
大人が見ても、感じる「絵の美しさ」。
そこには何か神秘的なものを感じます。
魅力4:数字や曜日、一日の始まりと終わりが登場
『何曜日に何を何個食べたんだっけ?』…
絵本を通して、親子でいろいろな質問やクイズができる内容のはらぺこあおむし。
絵の美しさ、仕掛けのおもしろさだけじゃなく年齢を経ても、ずっと興味を惹かれる内容になっているからなんでしょうね。
ロングセラーとして愛され続けている理由が良くわかります。
小さなあおむしが、卵から幼虫、さなぎ、蝶へと変化する様子を描いている絵本…
単なる知識絵本ではないことがママたちの魅力となっているのかもしれません。
ママたちが育児をしていく中で、思うようにいかないときもあります。
そんな時に、あおむしさんと、自分を重ねながら元気と希望を、自然に培っていく事もできる絵本だと思います。
赤ちゃんの絵本 0歳から楽しめる「いないいないばあ」
ばぁばが、毎日、楽しんでいた絵本が「いない いない ばあ」でした。
息子と娘にも毎日毎日読んで聞かせていました。
声に出してわかる、その響きの優しさ。
何回もめくってみてわかる、あかちゃんが喜ぶ絵本のつくりが本当に素晴らしいんです。
ではご紹介致しますね。!(^^)!
いないいないばあが人気の秘密
いない、いない、ばあ。
にゃあにゃが、くまちゃんが、ほらね、いない、いない……。
この作品は、松谷みよ子さんの代表作品ともいえる、1967年初版の大ロングセラーです。
赤ちゃんが生まれて初めて出会う「ファーストブック」は色や言葉のリズムが大切。
お母さんが、赤ちゃんに繰り返し、「にゃあにゃあが、くまちゃんが、ほらね、いないないばあ」と、何度も言葉がけができるのがこの絵本の魅力の一つだと思います。
その安定した笑顔の繰り返しがこの絵本の一番の魅力です。
この絵本にはモーレツなファンがいるんだけどそんなママたちからの感想をちょっとまとめてみました(*’▽’)
「いないいないばあが大好きな0歳児の娘に、この本を読み聞かせると、「ばあ」のところで、私が笑顔でオーバーに読むと、娘はニコニコ。
絵本って、親が楽しまなければ、子どもの心には響かないのだなぁ。~」
「何度か読み聞かせていると、私が「いないいない」というだけで、娘は何かを私に期待しているのがわかります。
娘が自分でページをめくり、これらの動物と「いないいないばぁ」を楽しんでいます。
顔が変わったとたんに、娘は「あっ」といいながら、喜んでいます。
娘はとてもこの絵本が気に入っているようで、何度も絵本を広げながら、1人で遊んでいる様子が可愛いですね。」
赤ちゃんをみると、ついつい「いないいないばあ」としたくなるけれど…
それって、「ばぁ!」の瞬間の赤ちゃんの天使みたいな笑顔を見たいからかもしれません。
「いない いない ばぁ」の絵本はお母さんと赤ちゃん。
どちらも笑顔になれるお薦めの絵本なんですね。(*’▽’)
赤ちゃんにおすすめの絵本 しろくまちゃんのほっとけーき
次にお薦めしたいのが、『しろくまちゃんのほっとけーき』の絵本です。
まあるくて、大きくて、ふわっふわのほっとけーき。
焼きたてほかほかのほっとけーき。
おともだちと一緒に食べるほっとけーき。
子どもたちはホットケーキが大好きです。
もちろん「おいしいから」。
でも、こんなにみんなが大好きなのは、それだけじゃないのでしょうね。
誕生から40年以上も経つロングセラー絵本なんです。
『しろくまちゃんのほっとけーき』には、子供たちの「大好き」の理由がたくさんつまっています。
お手伝いをしながらほっとけーきを作る喜び…。
ほっとけーきが完成していく様子をみる喜び。
『ぽたあん 」
『どろどろ 』
『ぴちぴちぴち』
『ぷつぷつ』
(…もう音を聞いているだけで涎が出て来ちゃいそう。笑)
そして、「おいしい」をおともだちと共有する喜び。
(自分でつくったことをほめてもらったりしてね)
鮮やかな「オレンジ」色で描かれたそんな数々の名場面は、子どもたちの心に強烈に印象に残っていくのでしょう。
赤ちゃんの頃に自然と植え付けられた「楽しい美味しい気持ち」。
そのワクワクの気持ちは大人になっても色褪せることはありません。
赤ちゃんの絵本のおすすめ 1歳に読んでほしい人気の3冊の秘密のまとめ
「子どもがはじめて出会う絵本」
「子どもがはじめて出会うおともだち」。
今回ご紹介した3冊は、「子供にとって一生の絵本を作りたい」と、大人たちが真剣に考えて作られた絵本なんです。
『かけがえのない 親と子の宝を創る 架け橋』だと思います(*’▽’)
まだ読んだ事がないお母さん。
ぜひ一度、手に取ってみられてはいかがですか?