春は新生活の始まり!
大学生になり、新しい土地で新しい生活を始める方も多いと思います。
一人暮らしの新生活はわくわくが一杯で楽しみですよね♪
ですが、気になるのが「引越しの挨拶」です。
初めての一人暮らしなんだけど、お隣さんに引っ越しの挨拶はした方がいいのか…
もし必要なら、アパートのどの部屋まで、どんな品物を挨拶の時に渡せばいいのか…
考えるとわからない事が多いですよね。
私も息子が一人暮らしをするときに引っ越しの手伝いに行って、そういう経験をしたのですが…
その時の体験を交えつつ、引っ越しの挨拶事情についてご紹介いたします。
目次
引っ越しの挨拶はアパートに学生が住む場合必要なの?みんなはどうしてる?
親の年代からすると「引越しをしたら隣近所に挨拶をするのは当たり前」なんですけど…
どうやら最近は「アパートやマンションの一人暮らしは挨拶をしない人が多い」ようです。
特に都会になればなるほど、挨拶をする人は少なくなるよう。
- 都会は人の入れ替わりが激しいのでいちいち気にしない
- 防犯面を気にして、逆に挨拶をしない人が多い
東京などの都会では、一人暮らし向けのアパートの入れ替わりが特に激しいんですよね。
その為、アパート内でのご近所づきあいも希薄になっていて、引っ越しの挨拶はもちろん、日常的な挨拶をすることも少ないようです。
また、男性の場合はまだしも、女性の場合は「一人暮らししています」という事をわざわざ隣近所に公言するようなものですよね。
防犯面を考えるとかえって危ないので、逆に挨拶をしない人が多いのだとか。
それに、セールス対策や防犯対策の為、住人の方も心当たりのないピンポンには反応しない事が多く、挨拶に伺っても出てきてくれない事も多いです。
確かに、息子が横浜で一人暮らしをした時も、挨拶に行くと誰も出てきてくれませんでした。
娘は東京で一人暮らしをしたのですが、その時も結局誰にも挨拶できませんでした。
驚いて不動産屋さんにそのことをお話すると、『一人暮らしの方の場合は、逆に挨拶をする方の方が珍しいかもしれませんね』と言われてしまいました。
今までは「挨拶は大事!」と思っていましたけど…
この経験をして以来、一人暮らしの場合は、絶対に挨拶をしなければいけない…という事は無いと感じています。
女性の一人暮らしの場合は親が挨拶に行くのも〇
ただ、女の子の一人暮らしの場合、親としてはとても心配です。
女性の一人暮らしという事を知られたくはありませんが、隣にどんな人が住んでいるのかを知らないまま生活するのもちょっと怖いですよね…。
そんな時は、引っ越しの手伝いに行った時にでも、親が挨拶をするのも良いと思います。
娘としては「余計な事をしないでよ」と言うかもしれませんが、親としてやはり隣に住んでいるのがどんな人なのか知っておきたいと言うのは本音です。
『隣に引っ越してきました。よろしくお願いします』
こう挨拶しておくだけでも、少しは安心ですよね。
引っ越しでアパートに学生が暮らす場合で挨拶した方がいい場合
ただ、住むアパートやマンションが『学生専用アパート』や『戸数が少ない』ような場合は、挨拶をすることでコミュニケーションが生まれます。
いざと言う時に頼りになるのは、遠くの知人より近くの他人なんですよね。
やはり、何かあった時にお世話になりますし、顔見知りや友達作りのきっかけになる…という点でも挨拶をするのはいい事だと思います。
『大家さん』や『管理人さん』だけでも挨拶をしておくのも安心ですね。
これからお世話になる方々です.
なにかトラブルがあった時の為にも、前もって挨拶をしておくことでお互いに気持ちよく生活ができます。
アパートの引っ越しの挨拶はどこまでする?
上下の部屋も挨拶しておくことで、上の部屋の人には「下に住んでますので…」と『音の気遣いよろしくお願いします』とさりげなく印象付けられます。
アパートやマンションで挨拶をする場合は『両隣・上下の部屋』の4つの部屋に挨拶をしておくと安心です。
また、下の階の方には「ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが…」と、前もって挨拶しておくことで、生活上の苦情やトラブルも円滑にいきやすくなります。
4戸~6戸ほどの部屋数が少ないアパートだと、すべての部屋に挨拶に行くのが無難です。
引っ越しの時にばたばたして迷惑をかけてしまう事もありますし、戸数が少ないと顔を合わせる回数も多くなるものですよね。
挨拶に行っても、結局会えなかった…なんてこともありますし、逆に驚かれることもありますが…
それでも、挨拶をしないで悶々するより、出なくてもいいからと割り切って挨拶に行く方がすっきりします。
最初から「挨拶できないかもしれないけれど…」という気持ちで行くと、こちらも「やることは一応やった」と、モヤモヤしませんよ♪
アパートの引っ越しの挨拶 品物や粗品はどんなものを渡す?
挨拶をするときには、予算500円~1000円くらいのちょっとした手土産や粗品のような物を準備するのが一般的ですよね。
引っ越しの挨拶と聞くと、私たち世代では「洗剤」や「タオル」が思い浮かびますが…
学生の一人暮らしの場合も…
『普段使うもので、沢山貰っても困らないもの』
『日持ちのするもの』
このあたりのものが喜ばれるかと思います。
- 洗濯・食器用の洗剤
- ラップなどのキッチン消耗品セット
- タオル
- クッキーやマドレーヌなどの日持ちのする焼き菓子
このあたりは、もしも挨拶に行って相手が出てこなかった場合でも、自分で消費することが出来るので困りません。
また、そんな時の為に「数種類の品物」を買い分け ておくと便利です。
(4軒分準備するなら、タオル2つ、洗剤2つ…と言った感じですね。)
娘の時はすべてクッキーを準備していたのです.
お隣上下とすべて挨拶ができなかったので、余ってしまったクッキー4箱を食べるのに時間がかかって困ったそうなんです(笑)
洗剤ばかり余ってしまっても消費に困りますし、「自分が使うかも」と考えた挨拶の品物選びをすると、後々困らないと思いますよ♪
そういう意味では、いくらあっても困らないものと言えば「お米」なので、最近はこんな引越し挨拶も増えているそうです。
引越し 挨拶 ギフト 新潟産 コシヒカリ 3合
ご飯は毎日食べる物ですし、これだとどれだけ余っても困らないですね♪
貰う側も嬉しい引越し挨拶の品だと思います。
引っ越しの挨拶 学生でアパートの場合はどんな品物をどこまで渡す?のまとめ
我が家の子供たちの場合は、東京、横浜での一人暮らしだったのですが、どちらも挨拶はできませんでした。
数日にわたって、時間帯も変えて挨拶に伺ったそうですが…
中に明らかに人がいる気配はするのに、出てきてはくれなかったそうです。
やはり一人暮らしの場合は、挨拶をしない傾向にあるのかな~と感じています。
でも、とりあえず挨拶に伺っておくと、なんだか気持ちがスッキリしたと言っていました。
モヤモヤしたまま挨拶をせずに、結果ご近所づきあいが気まずくなるよりも、こちらとしてはやるべきことをやった方が気持ちが楽になるんですよね。
女性の一人暮らしの時は注意が必要ですが、男の子の場合でどうしても気になる時は…
『余っても困らない粗品を準備して挨拶に行く』
これが良いかなぁと思っております。
春からの新生活が、皆様にとって素敵な始まりになりますように♪