オクラは夏の野菜として人気のお野菜♪
ネバネバは夏バテにも効果的ですし、食欲がなくても食べやすいおくらは夏には欠かせない食材ですよね。
ガーデニングや家庭農園で育てているお家も多いので、頂き物をすることも多いと思いますが…
意外とわからないのが、オクラの茹で方ではないでしょうか。
そこで今回は、オクラの下処理の簡単なやり方や茹で方をご紹介いたします。
オクラの下処理を簡単に!ネットや塩を使った産毛の取り方
まず、オクラの下処理でやっておきたいのがチクチクする「産毛」を取る事です。
オクラには、こんな感じで触ると痛い無数のうぶ毛が生えています。
特に路地物の野菜は産毛が固く、そのまま食べると食感が悪くなってしまうんですね。
まな板の上にオクラを乗せて塩を適量ふり、オクラをゴロゴロとこすりあわせる「板ずり」というやり方をすると、産毛が取れるのですが・・・
この方法だと、オクラによっては産毛が手に刺さって痛い時がありますし、オクラも思うようにとげが取れないことがあるんです。
そこで、活躍するのが「オクラが入っているネット」です。
スーパーなどで売られているおくらはネットに入っていますが、そのネットを使ってネットごとまな板の上でゴロゴロすると、産毛が簡単に取れるんです。
また、家庭菜園のものやオクラを一杯頂いた時は、こんな三角コーナー用のネットが便利です♪
塩を適量振って、まな板の上でゴロゴロ転がしていくと、簡単に産毛が取れますよ♪
(写真のような繊維タイプよりも、プラスチックの網の方が取れやすいです。)
1分ほど転がした後は、水で流してすすぐと、いい感じに産毛が取れています。
それでも産毛が取れない、手が痛いような場合は、オクラに塩を振った後、アルミホイルをクッション材にしてゴロゴロすると取れやすいのでお試しくださいませ♪
オクラの下処理 茹で方は切ってから?それともヘタは付けたまま?
下準備が終わったら、オクラを茹でるんですけど・・
ここで気になるのが「オクラのへた」です。
このヘタは、正直とっても取らなくてもどちらでも良いのですが、取ってから茹でた方が、茹で上がりに丸ごと食べられますし、仕上がりも綺麗に見えます。
ただ、この時にばっさりヘタを包丁で切ってしまうと、オクラの中にお湯が入って、オクラのネバネバがゆで汁の中に出てしまうんですね。
茹でた後にオクラ全体がネバネバしてしまいますし、全体的に柔らかすぎてべちゃべちゃの茹で上がりになってしまいます。
そこでおすすめなのが、鉛筆削りのようにヘタを斜めに削る方法です。
このように、オクラのヘタの付け根に包丁をあてて、ヘタに沿って包丁を入れていき、斜めに皮をむくようにすると、ヘタの固い部分だけが綺麗に取れます。
ヘタを削り取るとこんな感じになるんです♪
形がとってもスッキリして、見た目もなんだか美味しそうに感じませんか♪
オクラの茹で方を簡単に♪茹で時間はオクラの固さに合わせて・・
下処理が終わったら、オクラを熱湯で茹でていきます。
オクラの量に合わせて、フライパンやお鍋にたっぷりのお湯を沸かして、お塩を一つまみほど入れ、オクラを投入します。
この時に、あまりにも皮が固い場合は、オクラの皮につまようじで穴を開けると、中まで火が通りやすくなります。
また、オクラの皮がぱんぱんに膨れて破裂することもなくなるので、ほんの少し穴を空けておくと綺麗に仕上がります。
色が全体的に鮮やかな緑になってきたら茹で上がりの目安です。
市販のものですと約1分30秒から2分ほど。
皮が固い物だともう30秒ほど茹でる感じです。
ヘタの下の部分をつまようじで差してみて、簡単に突き通せるようなら大丈夫です。
オクラは生でも食べられるお野菜なので、堅めのシャキシャキした食感が好きな場合は短めに、しっとりネバネバがお好きな時は長めに・・と調節されてくださいね。
茹で上がりはざるにあげてそのまま冷ますのですが、この時も余熱で柔らかくなります。
あまり茹ですぎるとここでしんなりなり過ぎてしまうので、茹ですぎてしまった時は冷水につけて冷ました方が美味しくなりますよ。
冷ましたオクラは、カットしておうどんやそうめんに入れるもよし♪
そのままお皿に盛りつけて、鰹節をかけてお醤油やぽん酢で頂くのもよし♪
美味しいオクラ料理に使えます♪
オクラは茹でる以外にも、産毛を取ってからフライパンで焼いて食べるのもとっても美味しいんです♪
焼く時はオクラが破裂しやすいので、包丁で少し切れ目を入れて、焦げ目がつくくらいまで焼きます。
ゆず胡椒入りのぽん酢などで頂くと、茹でた時とはまた違う食感が楽しめて美味しいですよ♪