定年後の夫と家事分担を始めました!なかなか上手くいかなかったけど… | ばぁばの知恵のきびだんご

定年後の夫と家事分担を始めました!なかなか上手くいかなかったけど…

我が家の主人は病気が原因で65歳で仕事を退職。

しばらく入院していたのですが、体調も良くなり先日退院をしたんです。

先生からは、「軽い作業なら身体のためにもなりますよ」と、アドバイスがありまして…

本人も何もすることがなく退屈とのことだったので、自宅で仕事をしている私に変わって、主人が主婦の役割をする事になりました。

定年後に趣味がなく鬱になる人も多いそうですし、老後の事を考えると、いい運動にもなるかな~と軽い気持ちではじめたのですが…

慣れないあれこれに苛立ちを覚え、段々家事が雑になる夫と、そんな主人に苛立ちを覚える私…。

少しずつ、お互いにイライラがつのって上手くいかなくなってきたんです。

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夫と家事を分担するケースは意外と多い

我が家のように男性が主夫になる家庭は増えているようですね。

若くして主夫になり、妻がしっかりと働くケース。

定年退職した夫が家に引きこもり、妻が環境を変えるためにパートにでる場合など…

いろいろなパターンがありますが、お互いの意思を尊重しながら、責任をもってそれぞれの役割を務めているように感じます。

二人でいろいろと話しあって決めたこともあり、最初はうまくいくのですが…

ただ、時間が経つにつれて、ぎこちない空気が漂ってくることもあるようです。

お互いの人生の尊重と理解と十分な話し合いが大切

我が家の場合は、主人が主人の病気による退職が理由だったのですが…

まずは、家事の苦手な主人に家事の分担をどのようにして相談するか?

それがとりあえずの課題でした。

私は、まずは我が家の家計の状況を詳しく説明をする事から話し合いました。

要点は以下のことです。

① 家計簿を見せながら退職金もなかったし、これからの生活が大変になる

② 子どもたちからも支援を受けて何とか生活はできるけれど、貯金などはできないのが現状

③ だから、私の仕事をする時間を増やしたい

すると、主人が「僕も働きたいけれど病気だから働けない…」と、言い出したんです。

本人も病気で仕事ができない事に、いろいろと思うところがあるんだなぁと感じました。

でも、だからと言って家事をする事には、不安や戸惑いもあるようだったんです。

私は、彼の言い分を理解しながらも、主人のもつ自尊心に語りかけました。

① 家族の役にたつ仕事でポジティブ思考になり元気になれる。

② 私の仕事をする時間を増やして、少しでも家計に足しにしたい。

③ 何も趣味が無いし、家でじっとしているとストレスになるかもしれない。

④ お父さんが、何か家族のために役にたつようなことをしてあげたら皆は喜ぶと思う。

⑤ 家族が喜んでくれたらお父さんも嬉しいでしょう。

⑥ お皿洗いからでも手伝ってくれたら助かるんだ。

⑦ 家事が家族のための重要な仕事であること。

すると、話しているうちに、迷っていた顔が少し明るくなってきたんです。

すかさず、「お皿洗いから手伝ってくれないかしら?…」と提案すると…

「お皿洗いか?…若いころは大きな飲食店で働いていたし晩御飯も作ってみようか…」と、積極的な嬉しい返事が返ってきました。

夫婦二人で家事をしながら、説明をすることはコミュニケーションになる

これは、定年後の夫婦には「あらたな夫婦関係」を築くきっかけにもなると思いました。

年を重ねるうちに、段々減ってきた夫婦の会話…。

会話らしい会話は、小言や文句だけ…なんて時もあったんです。

でも、家事をしながら共有の会話ができることで、そういった関係を見直していける気がしたんです。

14日間は二人で共同家事やりながら家事のやり方を説明していく

私は、早速、主人と計画を立てました。

① 家事の内容を書き出す。

② 優先順位を決める

③ 身体の調子が悪かったら家事はしない。

など、主人が慣れるまで、14日間は私と共同しながら覚えていくことを決めました。

14日間で、お茶椀洗い、ご飯炊きの仕方、簡単な夕食の作り方を覚えていったんです。

始めて作ってくれたのがハムとほうれん草のオムレツでした。

次が、野菜ゴロゴロのクリームシチューです。

家族も、「シチュー、美味しかったよ」など言いながら感謝を言葉にしていました。

主人は、嬉しそうな顔をしながら「今度は生クリームを使ってみようか?」と、やる気満々♪

私の方も、自宅での仕事の時間が長くなったので気分的にも楽になって行きました。

一人での家事能力は限りがありますし…

二人で会話しながらの家事は、本当に気分的にもゆとりが出て良いことだと思います。

主人も、

『家の仕事って大変!数え切れないほどあるんだ…

奥さんたちは大変な仕事をしてあるんだね…』

と、主婦の大変さを実感したようだったんです。

ところが、段々雲行きが変わってきて…

14日間はあっという間に過ぎていきました。

14日間の二人での家事期間が終わってからは、主人にある程度は任せたんです。

しかし…

それから2週間ほどたってから、ちょっと状況が変わってきました!

今まで普通にやってくれていた主人の家事の仕方がだんだん雑になってきたんです。

雑なやり方はエスカレートしていきました。

それと同時に、この頃から、お互いの気持ちがいら立ってきました。

洗い物は茶渋が付いている…

食器が汚れているのに気が付かない…

食器は決まった場所に直さないでテーブルに置いたまま…

シンクは水垢だらけ…

そんな状態だったので、私は、主人が休んでから夜中に洗ったり、拭いたり、食器を閉まったりしていました。

任せないといけないと思ったのですが、キッチンが汚れたままになるからと、手を出したんです。

また、干してある洗濯物は、間隔はなく固まったような状態でした。

そこで私が一つ一つ形に合うハンガーに衣服を掛け直しをしました。

ベランダに出てきた主人はそんな私を見て、「せっかく、干したのに…」と、ため息をつきます。

これはいい機会かも!…と私は、主人の言い分もそこそこに聴きながら自分流の考えを話しました。

① 洗濯した衣服に合ったハンガーや、干す場所を考えたら厚い生地でも渇きが早い

② 綺麗に干した方がたたむときにしわにならない

全体のバランス感覚で考えたら自然と理解できると思っていたんですが…

「もういい!本当に家事って大変だからついていけない!」という主人の声。

私は、私の言葉で主人の自尊心が傷ついたんだな~と、ちょっと反省しました…。

主人の家事が雑になった理由を考えてみたら…

なぜ主人の家事が雑になってきたのか…

いろいろ理由を考えてみたのですが、根っこは私の配慮不足だったように感じます。

趣味もなく、友人との接触もない主人でしたので…

家族との会話が唯一のコミュニケーションだったのですが、家事を任せるようになって、二人での会話ができなかったんです。

それに、自分の事情や都合、自分のものさしで物事を判断し、相手に自分の感情を押し付けていたのも大きな原因でした。

原因はコミュニケーション不足と言う落とし穴があったんです。

主婦歴40数年の私の経験と数か月の主人の家事の仕方には違いがあって当然の事です。

それを自分のやり方を押し付けてしまったことが、主人の家事へのやる気をそいでしまったのかもしれません。

そこで親友に相談をすると、こんなアドバイスをもらいました。

「貴女が悪いとは思わないけれど、ご主人に求めすぎていると思うよ。

貴女の仕事の時間が欲しかっただけでしょう。

もう、雑であろうと任せたらどうかしら?

同じ価値観で過ごせる夫婦は少ないと思うし…

諦めることも大切なことで、求めなかったら不自由さは感じなくなるよ。

ご主人も一人の人間だからそれなりに自尊心を持ってあるんだよ…」

と言われたんです。

親友との会話を通してやっと理解できるようになりました。

私は働いているんだから、あなたも何かして当然でしょう…と、責めていたんですね。

そして、見返りをも求めていたんですね。

自分の事情や都合でのものさしで、相手に自分の感情を押し付けていたようです。

そんな奥さんでは、主人も気持ちよく家事などはできなくなります。

相手の感情に振り回されて自分は被害者だと主人は思っていたんでしょう。

定年後の夫と家事分担を始めました!なかなか上手くいかなかったけど…のさいごに

それからは「言わなくてもわかるだろう」とか「なんでわからないの?」なんて思わないようにしました。

また、主人がやってくれた家事のやり直しを一人でするのではなく、そのままにしてみたんです。

すると、汚れがついたままの茶碗、1日中干したのに乾かない洗濯物や、しわだらけの洋服を見るうちに、主人もだんだんと気づいたようで…

「なんで乾かないの?」なんて聞いてくるようになって、自然と家事が丁寧になっていったんです。

夫も妻も立派に自立した大人なんですよね。

お互い協力して生きていくことは重要なことだと思います。

そして協力していくうちに、夫婦のあるべき姿にお互いが一歩、一歩近づくことができると思いました。

自分でライフスタイルを選びながら暮らしているのが人間です。

縁あって夫婦になって40年間…

60歳を過ぎてから、また新たな夫婦の形に向き合う機会に出逢うなんて思っていませんでしたが…

これも第2の人生の新たな課題とチャンスだと思い、足らざるところはお互いに補い合って笑顔で生きていきたいと思いました♪

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