師走!
…大掃除・年末年始用の買い出し・お節の準備・お客様のお接待…と大忙し!
でも、せっかくなら清々しく新鮮な気持ちで新年を迎えたいもの。
楽しみながら準備をして行きたいですよね。
お正月といえば、歳神をお迎えするための鏡餅をお飾りするのは、
神事とも言って良いかもしれませんね…♪
ばぁばは、毎年、実家から鏡餅とお雑煮用のお餅。
そして、毎日の食事用にと、真空パックされた大きな板餅を贈ってもらっていました。!(^^)!
あんころ餅も入っているので、家族みんなで喜んでいました…♪
沢山のお餅を長持ちさせるための色んな方法を、
小さい頃から、おばあちゃんや母のしているのを見てきた事などをご紹介してみますね…♪
目次
お餅の保存方法は冷凍意外だと日持ちはどれくらい?
お餅をいただいて嬉しいんだけれども、沢山のお餅の保存でお悩みではありませんか?
ついたおもちを常温で保存するとカビが生えてきますよね…
おもちは、でんぷんが主成分で水分も
多いためカビが非常に生えやすいのです。
餅を冷蔵庫で保存した時の日持ちと注意点
お餅が少ない時は、冷蔵庫で保存をしてある方も多いと思います。
でも、冷蔵庫での保存は意外とカビが生えやすくって…
多くのカビは10℃以下の低温でも発育するため、寒い冬でも繁殖するんです。
使おうと思っていたら、
「あら!カビができているわーどうしようかしら?…」
などの経験された方は多いのではないでしょうか。
お餅は湿気に弱いのですが、冷蔵庫の中は部屋の中よりも湿度が高いので
カビが生えやすい状態なんです(ーー゛)
なにげなく、良かれと思って冷蔵庫に入れて保存をしていたのに
逆に食品を傷めるのに適していたとは、驚いてしまいますよね…(;゚Д゚)
保存期間は、2週間くらいは持てるかもしれませんが、
冷蔵庫の各家庭での状況でも変わってきます。
なるべく長持ちさせたい時は、お餅に水滴などがつかないように注意をしてくださいね。
お餅のカビ防止に 冷凍以外の常温での保存方法
でも年末年始の冷蔵庫や冷凍庫って、いろいろな食材でもうパンパン!
私、ばぁばは冷蔵庫を使わずに保存しているんです。
お餅の保存は粉を落として水につける事で簡単長持ち!
それが、お餅を水に浸けて保存する方法です。
まず、お餅に付いている粉を水で洗い落して、
ボールや、新しい蓋つきのバケツに水を張って、その中にお餅を漬けておきます。
この時に、白い餅とり粉は、キチンと洗っておくことが大切です。
また、お餅は、必ず完全にお水に浸してくださいね。
そして、毎日、水を交換して、お餅も洗って保存をします。
お水を換えただけでは、お餅に自然とぬめりがついてしまいます…
だから、お餅も洗うことが大切なポイントですね…
「えー!お餅を洗うのは面倒くさいし、水は冷たいし…やりたくない(ーー゛)」
そうですよね~。でも簡単ですし、これをやるだけで本当にお持ちの保存が楽なんですよ…!
いぼいぼがついたゴム手袋を使って、お餅を浸けた蓋つきのバケツの中で、
ゴロゴロとかき回して行けば、お餅のぬめりも落ちていきます。(´▽`*)
そして冷暗所で保存してくださいね。
お餅の手入れの仕方次第や、保存場所でも異なってきますが、
保存期間は、1ヶ月から3か月くらいですね…!(^^)!
餅の冷凍保存の方法と期限は?
冷凍庫に余裕があるときは、冷凍保存がやっぱりおすすめです♪
お餅を、できるだけ空気に触れさせないように、
1個づつ、ラップに包んで、さらにフリーザーバッグに入れて
しっかりと空気を抜いて封をして冷凍保存します。
こうすることで、他の食品からの匂い移りや、乾燥。
お持ちの冷凍焼けなどをふせぐことができますよ…♪
冷凍した餅の保存期間(賞味期限)の目安は?
冷凍餅の保存期限は本当に長い!
我が家では数か月から1年間は入れっぱなしの事もあります。(笑)
でも、保存期間が長くなればなるほど、風味が落ちていきますので
なるべく早めに食べた方が美味しく食べられます。
冷凍した餅の解凍方法と美味しい焼き方
冷凍したお餅を解凍せずに焼く場合は、ゆっくりと焼いていかないと表面だけが焦げて、
中まで火が通らないということがありますので注意をしてくださいね。(*^^*)
自然解凍させてから焼くか、急がれる時には、
電子レンジである程度加熱してから焼くと良いでしょう…(^^♪
でも、レンジから目を離すと、お餅が爆発!
…なんてこともありますから、
頃合いを見ることも必要ですね・・・
餅の保存で市販の切り餅などはどうする?
スーパーなどで売られている鏡餅や切り餅などは、
真空パックされていたり、小分けで1個ずつ袋に入っていたりと
カビが生えにくいように加工されています。
それでも、保存の仕方を間違えるとカビが生えてきてしまうことがあるんです。
ビニルや袋に入れたままの時は注意して!
食べきれなかった分は、冷蔵庫に入れてしまうのが普通ですよねぇ。
でも 、冷蔵庫にお餅を袋ごと入れてしまうと、
お餅から水分が出てきて袋に水滴が溜まってしまいますよね…
実はその水滴により、味の劣化やカビの原因になることもあるので気を付けて下さいね。
また、賞味期限が切れそうなものは袋のまま冷凍庫にしまっておくと、
長期保存が可能なんですね。…(^^♪
食べたい時にさっとだして自然解凍すれば、
常温で保存した時のようにおいしくいただけますよ…♪
お正月の鏡餅やのし餅の保存方法
少し大きめの鏡餅やのし餅などは、保存の仕方が大変と思われがちですが、
コツをつかむと意外に簡単♪楽しみながらできますよ(´▽`*)
ばぁばの実家では、お餅つきはお祭りみたいな感じで大変なのよ…
でも、親戚が集まて大勢でやるから手早くお餅ができあがるよ…♪
鏡餅はね、焼酎と刷毛、白い軍手をして、サランラップを敷いて待機してるのね。
手作りの餅の保存には焼酎やラップがおすすめ!
これは、母から教えてもらったのだけど…
「お飾りをするとき、粉を良く叩いて、
焼酎を刷毛などで周りを塗っていくとカビ防止になるよ」
と、言っていたんです。
ずっと「そういうものだ」…と思っていたけれど、なぜ焼酎なのかしら?と調べてみたの。
すると、本当は、消毒をする効果のあるエタノールを使うらしいんです。
でも、お家にエタノールなんてない事が多いでしょう?
多分それで、エタノール効果のある焼酎や日本酒を使うようになったんですね。
…でも、最近はそこまでするのも面倒になってきたから
簡単にラップにくるんだ鏡餅を使っています。
つきたてのお餅を軍手をした両手で貰ってサランラップの上に置き、
熱いのを我慢しながら手早くサランラップを使って、
形よく丸めていきながら整えていくんです(´▽`*)
手でべたべた触って形を整えたり、むき出しのまま飾るよりも
断然かびの量が減るのでおすすめですよ♪
餅のカビ対策に 飾り方のちょっとしたコツ
また、お飾りの工夫でもカビを防ぐ事ができます。
① 二枚の半紙をたらして敷き、その上に割りばしを紙を押さえるように置きます。
② うらじろとゆずり葉を置き、また、葉を抑えるようにお箸をおきます。
③ その上に大きいお餅をおいて、お箸をしき、小さいほうのお餅を置きます。
④ てっぺんに橙をのせます。
葉っぱやお餅の間に割りばしを挟んで、空気の流れを作るんです。
空気が入る事で、湿気を防げますよ。
鏡餅の豆知識
鏡餅の飾りには、それぞれにきちんと意味がある事をご存知ですか?
まず、鏡餅が載っている台ですが、
これは三方と言って昔から神事の時には使われていた台なんです。
結納などの神事などでよく使われていますよね…♪
(ばぁばは、自分の結納でいただいた三方を使っています)
そして、鏡餅の上に載っているのが橙(だいだい)。
橙の意味は、子孫が代々栄えますように、と言った意味が込められています。(´▽`*)
今は、おみかんを代わりに使ってある家庭も多くなってきましたが、
自分のお好みで選ばれても良いと思います…♪
お餅のカビ防止の保存の仕方 冷凍やそれ以外の常温での保存方法のまとめ
日本人は、ほんとうにお餅が大好きですよね!(^^)!
特に、歳神が宿った鏡餅。
ありがたく、そして美味しく頂かないと失礼になるかもしれませんよね…
心を込めて保存対策をしていけば、鏡開きの日にでも、
美味しくいただけますよ。(´▽`*)