お正月や成人式。
入学式に卒業式などに、華やかで美しいお花を見ていると心も清々しくなります…。
また、母の日にカーネーションを頂いたりと、毎日の生活の中で「お花を活ける」事もあるかと思います。
せっかく飾ったきれいなお花は、出来るだけ長持ちさせたいもの。
そこで、今回は…
- 切り花を長持ちさせる方法
- 花瓶の水をきれいに保つ方法
こちらについてご紹介します。
三度のご飯を抜かしてもお花を買って楽しんでいるほど、お花が大好きなばぁばの経験を参考にしてくだされば幸いです。(*^^*)
目次
切り花を長持ちさせる方法はどうしたらいいの?
お花という植物は、人間と同じように生きている植物なんですよね…
だから、人間と同じように生きられる環境を考えてあげることが大切な事なんですよね!
呼吸ができて、水が吸えるようにしてしてあげる事。
それが、お花の寿命が延びる大切なポイントになります!(^^)!
切り花を長持ちさせるコツは水揚げがポイント!
市場から仕入れたお花は生産者からそのまま送られてきます。
だから、お花に水があがっていない状態で納品されてくるんですよね。(゚Д゚;)
それを仕入れたお花屋さんや小売り業者が、丁寧に水揚げをして、お花に再び命を吹き込んでくれるんです。!(^^)!
ですので、買ったお花はほとんどが、濡れたティッシュなどで切り口を保水されています。
でも実は、この状態はお花にとっては苦しいんですよね…。
「窮屈…息ができないわ…早く楽にしてください!」
と、お花たちはお願いをしてるんですよね…。
だから、お花屋さんで購入した後に大切なことがあるんです。
家に帰ったらまず一番にしていただきたいこと。
それが、水揚げ なんです。
水揚げの方法
お花の種類によって水揚げ方法も異なりますが、
ごく簡単な水切りの方法をご紹介します。
1. 深い桶にたっぷりと水を貯めて、買ってきたお花を新聞紙でくるみ切り口を浸す
新聞紙などでくるむのは、お花を乾燥させないためです。
この時に、茎の切り口部分を水で丁寧に洗い流してくださいね。!(^^)!
2. その後、水の中で、茎の切り口の先端をさらに2センチほど切り落とす
水の中で切ることにより断面が空気にふれることを防ぎます。
このとき、斜めに切っておくと水をよく吸い上げるようになり
花の元気を保つことにつながります。!(^^)!
また、水に浸かる部分に葉っぱがあれば、このときに切り取っておき、先にしおれたりした花は丁寧に取り除いてくださいね。
この状態でしばらく浸けておくと、お花がグングンと水を飲みます。
花首までシャキーンとしてきて、花びらもシッカリとしてきますよ。(*”▽”)
寒い冬の間、12月~3月頃なら、10~14日(2週間)くらいは、長持ちさせることができますよ(´▽`*)
室内に飾るときは冷暖房の風は厳禁!
わたしたち人間でも、冷暖房を使う時は、肌の乾燥や健康面を考えて、かなり気を使っていますよね…。
お花も私たちと一緒で、冷暖房の風に長時間当たると辛いんです…(>_<)
だから植物も、この風に当てないように心がけて下さね。
これは切り花だけではなく、鉢植えもダメージを受けます。
冷暖房のきいた部屋に置くときは、エアコンの風が直接あたらないように気をつけてあげてくださいね。
切り花の水を長持ちさせる方法は?
切り花が早くしおれたり、枯れたりする原因は、水中の雑菌やバクテリアの増殖によるもの…とも言われています。
そこで、綺麗な水の状態を保つことが、お花を長く日持ちさせる事にも繋がります。(´▽`*)
寒い冬の時期は、夏場よりも水が傷みにくいですが、12~3月でも、5~7日に1回は水を交換しましょうね…♪
切り花を長持ちさせるのに十円玉を使う方法
よく…
「水の中に10円玉を入れておくと切り花を長く楽しむことができる」
と言われていますが、ばぁばも子供のころから母から教わって聞いていたんですよね…♪
だから、十円玉はよく利用をしていますね。!(^^)!
これは10円玉から出る金属イオンの作用。
バクテリアなど細菌の繁殖を防ぎ、水が汚れるのを防ぐ効果があります。
大切な花器を傷つけないようにそっと10円玉を3枚ほど入れます。
(花瓶には3枚は入れないと効果がない気がしますね…)
くすんだ十円玉よりも、なるべく新しいピカピカした十円玉がおすすめ!
より水が濁るのが遅い気がしますよ♪…>
切り花を長持ちさせるにはハイターなどの漂白剤を使うと簡単!
漂白剤の中の塩素には殺菌作用があるため、水をきれいに保つのには効果があります。
ハイターはお家にありますし、わざわざ物を買わなくてもいいので良く使うのですが…
でも、漂白剤は、入れすぎてしまうと、濃すぎて失敗してしまうんですよね…。((+_+))
ふつうの花瓶や食器には適量がわかりずらいので、多く入れてしまって枯らしてしまうことが多いんです。
ばぁばは、本当に少しだけ。
花瓶に1滴くらいを目安にしています。
きれいなお花を枯らしてしまうのは心苦しい物…。
使う時は気をつけて、数滴ずつお試しくださいね。
このような方法で、きれいな水があれば切り花は枯れにくくなります。
ですが、お花をできるだけ日持ちさせるにはもうひとつ大切なことがあるんですよね…♪
大切な切花をより美しく、長く楽しむための活力剤
切花への栄養補給と水の腐敗防止がポイントです。
かび、細菌の抑制成分が水の腐敗を防ぎ、切花を長持ちさせます。
切花延命剤 キープフラワー 2L A
キープ・フラワーは、切花が最も吸収しやすい形での栄養補給と、水の腐敗防止を同時に行い、しおれの原因を解消するフラワーサプリメントです。
切り花を長持ちさせるのに砂糖を使う方法
自然に育つお花とは違って、充分な光合成ができない切り花には、水に溶かした栄養をあげることが必要になってきますよね。
人も疲れた時なんか甘い物が欲しくなりませんか?…
お花も、糖分を少しだけ混ぜた水を吸わせてあげると、蕾まで綺麗に色づいて咲いてくれるんですよ(´▽`*)
ばぁばは、初めて聞いた時…
「砂糖水が効くの?!」と、びっくりしながらも試してみたんです。
リビングの出窓に活けていたお花に、お砂糖を小さじ一杯入れて様子を見ました。
すると確かに、花もちが良かったのを感じました(*^^)v
夏には蟻の心配もありますけど、冬の寒い時期には良いと思いますよ…♪
切り花を長持ちさせるコツ 切り戻しのやり方
お花を生ける前の水揚げと、水の清潔を保つこと。
これと合わせて、お花を長持ちさせるコツが「切り戻し」です。
切り花の切り戻しとは?
活けてから7日程過ぎたら、活けたお花を一度抜き取ります。
このとき、花器はもちろんですが、水に漬かっていた部分の茎もよく洗ってぬめりをよく落としてくださいね。
それから、茎を5mm~1cmほど切って新しくします。
これを 『切り戻し』 といいます。
茎はお水に浸かっているうちに、切り口がどんどん腐食してしまいます。
その腐敗した部分を切り落として、きれいにしてあげる事でお花が元気になるんです。
切り戻したお花に、新しいお花を一種類でも添えてアレンジすると、また新しい新鮮な活け花ができあがりますよ(´▽`*)
花のアレンジメントを長持ちさせる方法 水やりはどうするの?
最後に、アレンジメントフラワーを長持ちさせる方法をご紹介します。
花瓶に活けるのと違い、アレンジメントフラワーは毎日お水を変えたり、切り戻すことが難しいんですよね…
花を挿しているグリーンのスポンジみたいな物。
これを、フローラルフォーム(オアシス)と言うのですが…
これにしっかり水を吸わせないとお花が息ができなくて、ダメージを受けてしまいます。(>_<)
長持ちさせるポイントとしては・・・
- 吸い上げているオアシスの水を切らさない
- 枯れた花は取り除く
- 茎を短くして短く活けると花保ちがよくなる
などです。
緑のスポンジ(オアシス)は、思った以上にお水を吸収する事ができません。
蒸発しやすいですし、一度乾燥してしまうとお水を吸い込みにくくなってしまいます。
毎日お水の量をチェックして、こまめにお水を注いで上げる事が大切です♪
切り花を長持ちさせる方法 水を腐らせないコツやアレンジメントは?のまとめ
綺麗なお花は出来るだけ長持ちさせて楽しみたいですよね。
ただ花瓶にお花を活けるだけでなく、活ける前とお水の処置。
定期的な切り戻しで、切り花の日持ちはグンと良くなりますよ♪
ちょっとした作業で、素敵なお花を長く楽しむ事ができますので、ぜひお試しください!(^^)!