2月14日はバレンタインデー。(*”▽”)
ワクワク、ドキドキしながら多くの女性が意中の男性にチョコレートを贈り、告白して想いを伝える日として知られていますよね…♪
ばぁばも、若い頃にはお付き合いをしていた男性、会社の上司、同僚…
まあ~、楽しみながらチョコを贈った記憶が懐かしいですね…♪
でも、今思えばバレンタインデーの本当の意味を知らずに、なんとなくイベントに参加をしていたような感じでしたね。…
この60代の半ばになると、今どきの華やかなバレンタインデーの意味はなんだろう?と、ふと思って歴史をたどりながらまとめてみました。
お役にたてれば幸いです。(^^)
目次
バレンタインデーの本当の意味と由来って?
日本で「バレンタイン」と言えば、好きな人にチョコを贈る日…という認識ですが、本当の意味やそもそもの由来とはなんなのでしょう?
まずは、バレンタインデーの起源や由来について紹介していきますね。
バレンタインの名前の由来は人だった?
バレンタインデーの元となったのが、バレンタインさんという方。
なんと、バレンタインデーのバレンタインは、人名が由来だったのです!!!
この方は、西暦3世紀のローマにキリスト教司祭をしていた人。
まずは、このバレンタインさんについてのお話です…。
西暦3世紀。
その時の皇帝が独裁者みたいな人で、若者たちを無理やり戦争に行かせていたそうです。
でも若者たちはなかなか戦争に行きたがらなかったんですよね…
その理由は、愛する人と離れたくなかったからなんです!
それを知った皇帝は、若者が結婚することを禁止してしまいました。Σ( ̄□ ̄|||)
キリスト教祭を勤めていたバレンタインさんは、そんな若者たちを見かねて、結婚したいカップルたちの結婚式を密かに執り行っていました。
それが、ついに皇帝に知られる事になってしまったのです!…
バレンタイン司祭が密かに行っていたことが、皇帝に知られてからは大変な騒ぎになりました。
皇帝はキリスト教であるバレンタインさんを、ローマの宗教に改宗させようとしました。
でも、バレンタイン司祭は拒否し続けて、ついに処刑されてしまったんですよね…。
バレンタインデーの始まり
さて、時代は巡りめぐって数百年。
世の中は、バレンタインさんがいた時代とは変わって「キリスト教」が浸透していました。
当時のローマでは、2月14日は、家庭と結婚の女神・ユノの祝日と定められていました。
また、豊穣と多産祈願を目的として毎年2月15日には、「ルペルカリア」という豊穣祭が開かれていました。
当時は、若い男性と女性は生活が別々だったという事もあり、そのお祭りが「出会いの場」となっていたそうです。
その「出会いの場」としてのお祭りの方法はこのような感じだったそうです。
女性が自分の名前を書いた札を壷に入れ、翌日に男性が壷から札を1枚引く
書かれてある女性と祭りの間デートができる
出逢いが少ない時代だったという事もあり、多くのパートナーはそのまま恋に落ちて、結婚したと言われています。
まさに運命の出会いでロマンチックですね…♪
でも、このルペルカリア祭も5世紀になると、廃止されてしまったようです。
理由は様々ですが、その要因の一つが「ルペルカリア祭りはキリスト教が発祥ではない」という事のよう。
どうにかして、異教のお祭りを排除したいと考えていたようですが、当時は民衆に人気のあったルペルカリア祭り…。
ただ廃止するだけでは国民から反発を買うと考えたローマ教会は、この日をどうにかキリスト教と関連付けようと、3世紀に処刑されたバレンタインさんと結び付けたと言われています。
次第に、バレンタイン司祭の命日でもある2月14日を恋人の日としてお祝いするようになった、というのが由来のようですね…
こうして、バレンタイン司祭が、愛し合うものたちの守護神として広まっていき、バレンタインデーには愛し合う者同士がプレゼントを交換するようになってきたようですね。
このお話にはいろいろな説がありますが、ばぁばは、バレンタインデーは、こんなにも大昔のローマが起源だったということにビックリです!
バレンタインの海外の習慣は日本とは違う?
日本ではすっかり「女性が男性にチョコレートを贈る日」として定着していますが、海外のバレンタインの状況はどうなのでしょうか?
興味がありますよね。(*”▽”)
欧米のバレンタイン
欧米では一般的に、恋人にお花やカード・贈り物をする日として定着しているようです。
恋人たちの日、といった意味では日本のクリスマスのような感じですね。
ニュージーランドでもバレンタインデー前になるとちょっとしたギフト商戦が見られますが、日本と違うのは、贈り物をするのは女性とは限らないことです。
むしろ男性から女性に贈り物をすることが多く、バレンタインディナーに誘ったりするのも一般的で、贈り物には赤いバラやお花、アクセサリー、香水などが多いようです。
台湾のバレンタイン
台湾では、薔薇を贈る男性もいるようですよ。!(^^)!
1本で「君だけを愛してる」…
100本だと「結婚してほしい」…
など、薔薇の数だけメッセージがあるそうで、これもロマンチックですよね…♪
こうしてみると、海外では「チョコレート」と限定してあげる国はないようですね。
チョコレートをあげる人もいるけど、花束やアクセサリーと一緒にプレゼントするのが主流なようですね。
バレンタインに女性から男性へプレゼントを贈る国は意外と少ない
日本では、バレンタインは「女性が意中の男性に愛情の告白として本命チョコを贈る」という習慣がほとんどですよね。!(^^)!
でも、海外ではバレンタインは「愛する人に贈り物をする日」として定着しています。
女性から男性へ…というわけでは無く、「好きな人へプレゼントを渡す」という感じなんですね。
日本でも最近は…
恋人までではないけれど、友人として贈る義理チョコ…♪
同性(主に女性)間で贈り合ったりする友チョコ…♪
男性が女性に渡す逆チョコ…♪
自分で買って食べる自分チョコ…♪
男性が男友達に送り合ったりする強敵(とも)チョコ
というものも話題ですよね…♪
日本型バレンタインデーの特徴を整理すると…
- 贈答品にチョコレートが重視される
- 女性から男性へ一方通行的贈答である
- 女性の愛情表明の機会だと認識されている
こんな感じです。
少し海外とは違いがありますが、最近は広い意味で愛を伝える日へと変化してきたようです。ね…(^^)
バレンタインはいつから日本に定着したの?
具体的には、一番最初はお菓子メーカーとしても有名なモロゾフだと言われています。
昭和11年にモロゾフ製菓が、英字新聞に「バレンタインにはチョコレートを贈ろう」という宣伝を出しました。
その後で、森永や他メーカーも同様の宣伝を打ちました。
そして日本チョコレート・ココア協会が「2月14日はチョコレートの日」と制定し、昭和50年ぐらいからだんだんと定着したという流れになってようです。
何十年という歳月をかけて定着させてて、もはや伝統に近いというか、ある意味すごいですよね…(^-^;
バレンタインの本当の意味って?海外の習慣との違いや由来を調査!のまとめ
バレンタインの起源は、大昔の古代ローマだったんですね。
また、世界のバレンタインの習慣は様々。
女性から好きな男性にチョコレートを渡すのは、日本特有の風習の様で、海外におけるバレンタインの意味とは少し違いましたね…
『60代のおばあちゃんだし、もうバレンタインなんて関係ない!』
…と思っていましたけど、恋人や家族、友人のなどの親しい人に感謝の気持ちを伝える日と考えたら、なんだか楽しくなってきました♪
2月14日のバレンタインデー…
いつもお世話になっている人に感謝の気持ちを伝えてもいいかもしれませんね。(´▽`*)